あなたは11.8.20より人目のお客さまです。


杉並の山崎です。




■ このことは非常に大事なことなので何度でも 書きます

(1000万人の「賢明な国民」に届くように情報拡大してください!)

下の左の写真は福島原発1号機が今年3月12日に「水蒸気爆発」した瞬間の写真です。

右の写真は福島原発3号機が今年3月14日に「爆発」した瞬間の写真です。



昨日のブログ記事【福島原発3号機は「核爆発」】の中で原発コンサルタンタントの

アーノルド・ガンダーセン氏のYoutube映像を紹介しました。

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/5df08404f10e2a65ec49986cc14d6f21

▼ ガンダーセン氏の「福島原発3号機の爆発についての解説」のポイント

1)爆発には2種類ある。

@「deflagration」:水素と酸素が結合して爆発する「水素爆発」のように劇的であるが大爆発ではない。

          爆発の衝撃波は音速で伝わり閃光は発生しない。

A「detonatio」:爆発の強さと規模と速度が桁違いに大きい巨大爆発。爆発の衝撃波は超音速で伝わり閃光を伴う。

2)一号機は「deflagration」であり3号機は「detonatio」だっ た。

3)3号機が「detonatio」であり「核爆発」だった証拠


@3号機の噴煙は横方向よりも縦方向に猛烈な勢いで上昇し破片をまき散らしている。→「detonatio」

A3号機の黒い煙が立ち上る前に建屋の南側に明るい黄色の閃光が見えた。→「detonatio」

B原発から2マイルも離れたところから核燃料棒の破片が見つかっている。→「detonatio」

Cパウダー状のプルトニュームが原発付近で見つかっている。→「detonatio」

Dとても細かいウランの粒子がハワイと西海岸で見つかっている。→「detonatio」

E超ウラン元素と呼ばれはウランよりも重いアメリシュームがニューイングランドで見つかっている。→「detonatio」「核爆発」

Fこれらの核種は核燃料棒が「揮発」したことを意味する。→「核爆発」

3)3号機が「核爆発」を引き起こしたメカニズム(仮説)

@3号機の格納容器と原子炉は赤外線写真でみるかぎりと損傷を受けていなかったとみられ「核爆発」は起きなかった。

A「核爆発」はプール内に貯蔵されていた使用済みMOX燃料(ウランとプルトニュームの混合燃料)が引き起こした。

B冷却注水システムが破壊されたため使用済みMOX燃料が貯蔵されていたプールには水がなく「空焚き」状態だった。

Aプール内に水素ガスがたまり酸素と結合して水素爆発をひきおこした。

B水素爆発によって使用済みMOX燃料棒が激しく動き変形するほどの衝撃波が起こった。

BMOX燃料棒が変形し集約化したことで「即発臨界」状態となり核反応を引き起こした。→「核爆発」

Cその核反応がプールから核燃料・核集合体を吹き飛ばし噴煙を垂直に噴き上げた。→「核爆発」

D この仮説を確かめるためには噴煙にふくまれる核種の同位体を調べることだが政府は持っていていても公表していない。

 菅政権は戦前の大本営と全く同じ!

菅首相をはじめとする政権幹部、民主党執行部、霞が関官僚、大手マスコミ、御用学者の主だった人は、

福島3号機の爆発が「水素爆発」では「核爆発」だったことを知っていると思います。

菅政権にとって「福島3号機核爆発」は最大のタブーの一つになっているのでしょう。

東京大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦教授は7月27日の衆議院厚生労働委員会で参考人として発言しました。

「福島第一原発事故で4つの原子炉から広島型原爆20個分のウランが飛散した。空気、土壌、地下水、海水、農作物、畜産物魚介類が

高濃度で汚染されている。特に妊婦と子供たちを放射能被爆から守る手立てを政府は大至急取るべきだ」

その後政府や政治家、官僚が児玉龍彦教授の必死の訴えに具体的に動いた話は全然聞こえてきません。

彼らは住民や妊婦や子供達が外部被ばくと同時に内部被ばくしていることを放置して「見殺し」にしているのです。

それはあたかも日本軍大本営が広島と長崎にB29が飛来し「大規模な攻撃」を仕掛けてくることを特殊防諜部隊からの

事前報告で知っていたにもかかわらず、迎撃機を発進することもせず、空襲警報さえも鳴らすさず何もしなかったために

40万人以上の国民を「見殺し」にした過去とまったく同じこと繰り返しているのです。

 緊 急処置を実行できる強力な新政権を樹立するしかない!

こうなっては以下の緊急処置を実行できる「強力な新政権」を我々自身が樹立するしかないでしょう。

1)福島3号機の爆発は「核爆発」だったことを認めること

2)どれほどの資金ががかかろうと、放射性物質の放出を直ちに止めること

3)どれほどの資金ががかかろうと、メルトスルーした核燃料の回収方法を全世界の専門家の英知で見つけ実行すること

4)どれほどの資金ががかかろうと、特に妊婦と子供たちを放射能被爆から守る除染の手立てを大至急取ること)

5)どれほどの資金ががかかろうと、原発から100km圏内の全住民、家畜、ペットを他県にコミュニテイごとに避難させ政府が生活と就職支援 をす ること

6)詳細な汚染地図を作成し高濃度の汚染地域から除染を行うこと

7)住民の健康調査を長期にわたって実施すること

8)農産物、水、土壌、魚などの汚染調査を実施し基準値を大幅に厳格化すること

9)放射線防護法を立法化し児玉東大教授を長官に放射線防護庁を設置すること

10)京大原子炉研究所小出助教を委員長に原子力安全委員会を全面改組すること

(終わり)